ついつい「大義」振りかざしちゃう、マスコミとウォッチャー
一部界隈でイケダハヤト氏に関する言及がじわじわ増加しているのを見ていて思ったことをひとつ。
彼に関して言及するウォッチャーって、結局のところ今が旬の“おいしい”ネタでPVなりブクマなりで一発当てたいだけであって、それ以上でもそれ以下でもないと個人的には思ってる。そんな承認欲求のセール会場みたいなとこで、自分の嫌悪感を「大義」っぽくアレンジしてるようなエントリーとか見ると何か引っかかるものがあるというか。「こんだけ嫌われるようなやつは、叩かないと」みたいな雰囲気のアレ。
こういうヘンな「大義」って、マスコミなんかもよく引っ張りだしてきてる。ごく最近だとアルジェリアのテロ事件に関して、被害者の実名報道云々の件。
ウォッチャーもマスコミも「大義」って部分に関しては似てるんじゃないかな。
主義主張があるのは結構だし、“おいしい”ネタで一山狙いにいくのも普通のことだと思うけど、欲求を満たす下世話な部分と「高尚な精神」の配合バランスって難しいなって思う。
特に自分の中の「下世話さ」をしっかり踏まえてないと、ほんと痛々しくなってしまう。と、自戒を込めつつ締めておく。